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オオクワガタの飼育方法

幼虫

1.幼虫飼育用品の準備
 産卵木から幼虫を取出す前に飼育の準備をします。
 幼虫の飼育は菌糸ビン、醗酵フレーク、材飼育の3つがあります。菌糸ビンは羽化不良が多く、材飼育は餌交換の見極めが難しく、幼虫の様子もわかりません。初心者には飼育しやすい醗酵フレークをお勧めします。醗酵フレークでも70mm以上の成体は十分狙えます。自分で醗酵させる方法もありますが市販品を購入することにします。
 個体差はあるものの一頭のメスで約20個〜40個の卵を生みます。割り出してみたものの飼育用品が足りないというようなことがないよう、十分に用意しておきましょう。余っても、また来年使えば良いのですから。必要なものは以下の通りです。

 飼育ビン(ブロー容器1.5リットル):1個100円
 醗酵フレーク(1匹につき5リットル):50リットル分9000円 フジコン製

 幼虫にも通気が必要なので、飼育ビンのふたに3〜4mmの穴を2、3個所あけておきます。飼育ビンは熱湯にて煮沸消毒します。フレーク1リットルに対して150ccの汲置き水を加え攪拌混合します。
 加水したフレークを飼育ビンに詰め、すりこ木で強く押し固めます。フレークは飼育ビンの8割程度詰めれば充分です。中央には幼虫をおさめるために深さ20mm位の穴をあけておきます。


2.幼虫の割り出し
 ペアリング終了後、1〜2ヶ月経ったら産卵木から幼虫を取り出す作業を行います(割り出し)。割り出しが遅くなると幼虫同士が共食いするおそれがあるので注意してください。
 割り出しにはナタを使います。幼虫は産卵木の表面近くにいる場合もあるので、ゆっくり慎重に行います。ナタは産卵木に深く打ち込まず、1〜2cm体重をかけて押し込み、ナタをひねって割ります。その際衝撃を与えないように注意してください。
 割り出した幼虫は先ほど用意した飼育ビンに一匹づつ入れます。幼虫を取り出した後の産卵材に残っている食痕(食べ粕)を幼虫の上にかけてあげます。
 飼育ビンにはサランラップをかけ穴をあけます。最後にふたを閉めて冷暗所に保管します。

 割り出して、もうこれ以上幼虫がいないと確認しても、それらの材を捨てないで下さい。 残った材や木くずに、まだ孵化していない卵が存在する可能性があるからです。
 卵は、割り出し時に、ポロリと下に落ちる事があります。これらの割り出しにより、発生した材は、2週間は、別の容器等に一時保管して水分を与えます。その後、それらの材を再度確認して、幼虫がいなければ、捨てて下さい。数を多く飼育している場合は、結構この方法で、取り残しの幼虫を数匹確保できます。


3.幼虫の飼育
 飼育途中でフレークを交換する必要があります。餌交換のタイミングは重要でこれが大型固体産出の鍵を握っています。幼虫が熟してから餌の交換を行うと、餌交換の刺激で幼虫は縮まりそのまま羽化することになってしまいます。交換するタイミングは飼育を続けながら身に付けるしかありません。
 だいたいの目安としては1.5リットルでの飼育ならば4ヶ月を目途に交換します。あくまで目安なので、餌が終わるのを注意深く観察してください。幼虫は餌を3リットル食べるといわれているので、始めから3リットルの飼育ビンで育てて餌交換をしないという方法もあります。


4.蛹室
 飼育温度や孵化時期によりますが、3〜5月頃になると幼虫は蛹室を作り始めます。幼虫の体の中にある糞を使って、自分の身を守る部屋を一生懸命、この糞で固めていくのです。一般的な、飼育では、多くの場合ビン底に蛹室を作成します。自然界では、堅い樹皮の裏です。約2週間程度で、蛹室を作成します。蛹室は、外から観察できる場合が多いのですが、中には、光りが入らない様にすべて、壁を作る幼虫もいます。


5.前蛹
 蛹室が完成する頃には、幼虫は脱糞により体が縮んで、グッタリし動かなくなります。これらの時期に飼育者が飼育ビンを動かしたり、振動を加えると、蛹室は一部壊れてしまい、雑菌等が侵入する事になります。この時期以降の幼虫は、壊れた壁を修復する事ができませんので、雑菌に犯され死亡しやすくなります。前蛹からおよそ1ケ月位で幼虫の形に蛹になる為の変化が現れます。


6.蛹化
 蛹化とは、幼虫から蛹(サナギ)への脱皮です。深夜から明け方にかけて、蛹化します。蛹化直後は、色が白く、やがて黄土色に着色していきます。この時期は振動を与えてむやみに、蛹に運動させると、エネルギーを使い果たして死亡します。(動きがクネクネと、独特です。)


7.羽化
 蛹化後、1ケ月以内で羽化がはじまります。羽化とは、蛹から成虫への脱皮現象です。蛹の黄土色が、やがて羽化直後の新成虫の色(赤紫が黒っぽくなった色)に変化して来ます。
 羽化も脱皮後、成虫本来の形になるのに半日以上を要します。羽化も完了したからといって、すぐ容器から取り出してはいけません。そっとしておいて下さい。


8.新成虫取り出しのタイミング
 羽化後の新成虫は、幼虫時代の栄養分を体内に保有しておりすぐにエサを与えなくても、大丈夫なのです。よって、飼育ビンの中でしばらく(1ケ月程度)様子を見ます。
 新成虫の中には、一夏を蛹室で過ごし、そのまま越冬する個体もいます。飼育ビンのフレーク上部を良く観察して下さい。フレークが盛り上がっていたり、穴が開いて、地上(フレーク上部)に出てきた形跡があれば、その新成虫は飼育ビンから取り出してもOKです。

以上で飼育方法は終わりです。自分のオオクワガタを大事に育ててあげてください。


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